【巨人】亀井、初猛打賞!…5回追加点打に7回技あり打

スポーツ報知
7回無死一、三塁、適時内野安打を放つ亀井

◆阪神1―10巨人(22日・甲子園)

 バチーンと、亀井らしい強い打球音が響いた。4回1死一塁、高橋遥からの右越え二塁打に「真っすぐが速い投手なんで振り負けない、力負けしないよういきました」。左投手に対しては初スタメンで起用され、チームを勢いづける3点目をゲット。「(けがした陽)岱鋼のカバーができれば」と謙遜するところも亀井らしい。

 2回の第1打席は空振り三振。ここで「ビデオとのイメージと少し違った。もっときれいな真っすぐかと思ってたら、スラ気味に来た」と学習。体が早く開かないことを意識して臨んだ。「すぐに対応できないと代打での1打席勝負は務まらない」という、昨年身に付けた考え方が生きた。

 より“ため”の利いたスイングは、5回の左越え二塁打につながった。7回無死一、三塁では一、二塁間へ転がす適時内野安打もマーク。初の猛打賞も付いて「困ったときに使ってもらえてると思うので、こういうときにチームを助けられたら」と、またまた謙遜してみせた。

 2月1日からの2軍生活で、体重は4キロも減った。炭水化物を食べまくり「徐々に(パワーは)戻ってきてはいます」。二塁打2本に快足?を飛ばした内野安打。今年も亀様は元気であることを印象づけた。(水井 基博)

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