【巨人】山口俊、得意の地方球場でチーム今季初の4連勝へ

スポーツ報知
先発登板に向けて調整した山口俊

 巨人の山口俊投手(30)が23日、得意の地方球場での連勝へ万全の準備を整えた。チーム今季初の4連勝がかかる24日の中日戦(長野)に先発予定。14奪三振2失点完投で2勝目を挙げた17日のDeNA戦(新潟)に続き、2週続けて12球団の本拠地以外となるが、「球場によってマウンドは違うし対応しないといけない。ただの言い訳になってしまうので」と強調した。

 地方球場ではリリーフも含めて通算26登板で2勝3敗、防御率2・29。対応で心がけることは「どれだけ軸足に体重を乗せて投げられるか」だという。今後も順番通り火曜日の登板が続けば、5月15日に鹿児島でのヤクルト戦、同22日に宇都宮での広島戦がある。大事なカード初戦で「地方の鬼」ぶりを発揮できれば、チームにとっても大きい。

 中日打線は直近3試合で打率6割9分2厘の新外国人、モヤがキーマンになりそうだ。「まず自分のボールを投げること。長いイニングを投げるつもりでいきますが、積み重ねなので。一つのアウトを取らないと次はない。一人一人全力でいきます」。この日はG球場で投手練習に参加。慣れないマウンドに備えて、入念にフォームのバランスを確認した。(片岡 優帆)

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