【巨人】「みんなよくつないで本当にいい攻撃」…由伸監督に聞く

スポーツ報知
5回2死一塁、左中間に2ランを放ち生還する岡本を笑顔で迎える高橋監督(中央)

◆巨人20―4中日(25日・前橋)

 巨人が群馬・前橋で63年ぶりの「歴史的勝利」を飾った。ゲレーロが3打席連続でタイムリー、坂本勇が1号3ラン、岡本には5号2ランが飛び出すなど5、6回に2イニング連続で打者一巡の猛攻。チームは17安打で1955年以来となる1試合20得点。65~73年のV9時代にもなかった快挙だ。今季初の5連勝で、18日ぶりに勝率5割に復帰。上昇気流に乗って、28日からゴールデンウィーク9連戦に臨む。

 ◆高橋由伸監督に聞く

 ―すごい攻撃だった。

 「みんながよくつないだというのもあるしね。坂本にもようやくホームランが出たし、本当にいい攻撃をたくさんできたと思う」

 ―点差がついても各打者が1打席に集中していた。

 「そうだね。当然チームとして戦う部分もあるけど、そういう1打席が大事なもの。いい1打席にしていたと思う」

 ―17安打20点。効率の良い取り方。

 「四球もあったところで、走者を進めるチームバッティングとかも出来ていたね」

 ―坂本勇に一発が。

 「本人も多分、プロに入って開幕して一番出なかったシーズンかもしれないね。本人がホッとしていると思う」

 ―1番に入ってからの働きをどう見る?

 「塁に出ることは多いし、チャンスではしっかりヒットも打っている。一番多く打席が回るというところではいい働きをしてくれている」

 ―亀井は守備でも助けた。

 「守備は外野の中ではリーグトップクラスだと思っている」

 ―失点しても打線でかえせる手応えがあるのでは?

 「失点しない方がいいよ。いつもいつもたくさん点を取れるわけじゃないしね。ミスを少なくすることが基本だね」

 ―勝率5割復帰。

 「5連勝は大きい。(9連戦前に)2日空くので、体と心を休めて、また週末からしっかり戦いたい」

巨人

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