【巨人】岡本、首位浮上へ好相性デーゲームで打ちまくる 昼は打率4割超&3発14打点
スポーツ報知

巨人の岡本和真内野手(21)が27日、好相性のデーゲーム6試合を含む28日からのゴールデンウィーク9連戦に、打撃で貢献することを誓った。
現在、打率3割2分9厘、チームトップの5本塁打、リーグトップの21打点と絶好調。チームも5連勝中で、9連戦での勝敗次第では首位浮上の可能性もあるだけに、「(9連戦は)初めてなのでどうなるのか分からないけど、若いのでしっかり動いていきたい」と意気込んだ。
好相性も爆発の予感を漂わせる。開幕からナイターでは打率2割7分3厘、2本塁打、7打点だが、デーゲームでは打率4割4分4厘、3本塁打、14打点だ。要因を聞かれると「去年までファームだったので、慣れているんだと思います」と、下積みの貴重な経験が土台になっていると語った。
「まだ1軍の体になっていないんですかね」と冗談交じりに話す場面もあったが、28日からのヤクルト3連戦、5月3日の広島戦(マツダ)、5、6日のDeNA戦(横浜)は日中に行われる試合ということもあり、その打棒に期待せずにはいられない。
この日行われた東京Dでの全体練習では、推定飛距離140メートルの看板直撃弾や右方向にも放物線を描くなど、22本のサク越えを披露した。3、4月度の「日本生命月間MVP賞」の候補にも選ばれており、今月残り3試合の結果次第では、自身初となる個人タイトル受賞の可能性も十分にある。
「まずは1打席、1打席しっかりと結果を残していかないといけない。思い切っていくだけです」。若き大砲が、チームを大型連勝へと導いてくれるはずだ。(後藤 亮太)