【巨人】由伸監督、菅野完封に「ありがたい」勝利の方程式“７連休”で６連勝

◆巨人３―０ヤクルト（２８日・東京ドーム）

　巨人は２８日のヤクルト戦（東京Ｄ）で３―０と快勝。連勝を６に伸ばして貯金「１」となった。

　試合後、高橋由伸監督は二塁を踏ませず無四球で２安打完封のエース・菅野について「ありがたい」とたたえた。

　チームの連勝は２０日の阪神戦（甲子園）の菅野の完投勝利からスタート。続く２１日の阪神戦は田口の後に沢村、マシソン、カミネロとつないで完封リレーを飾り、２２日の阪神戦は野上が８回１失点で１０―１の９回は篠原。２４日の中日戦（長野）は山口俊が完投、２５日の中日戦（前橋）は吉川光が５回２失点の後、打線が爆発して２０得点を挙げ、宮国１回、中川３回で５連勝となった。

　この日は、エース・菅野が完封と最高の流れだ。沢村、マシソン、カミネロの「勝利の方程式」が２１日を最後に登板する状況がない中で６連勝。長い回を投げる先発投手、大量得点で援護する野手と投打がガッチリかみ合う証しだ。

　もちろん、リリーフは登板しない試合でもブルペンで肩を作っているが、勝ちパターンの投手が７日間間隔が空いたのは、今後のフル回転に向け好材料と言えるだろう。