【巨人】由伸監督、キムタクさん墓前でV誓う

スポーツ報知
練習を終えて引き揚げる高橋監督

◆広島―巨人=雨天中止=(2日・マツダスタジアム)

 巨人・高橋由伸監督が2日、広島市内の霊園で故・木村拓也元コーチ(享年37)の墓参りに行った。午前中に約1年ぶりの再会を果たすと、墓前に手を合わせて近況を報告。その中で「広島になかなか勝てないですね」などと話しかけたという。昨年は7勝18敗を喫した宿敵で、前夜も敗戦。連勝を8で止められた悔しさもあり、つい本音をこぼしたようだ。

 先輩は2010年4月7日に他界。毎年、この時期に会っては悩み事を相談する。「二塁も三塁も外野もできて、本当にスーパーサブ。貴重な存在だったよね」と懐かしそうに振り返った指揮官は、最後に優勝を誓って別れを告げた。

 再スタートと位置づけたこの日だったが、雨天中止。9連戦の真ん中でもあり、「選手は体を休められたし良かったかもね」と気づかった。室内でのフリー打撃をじっくり見つめ、3日の決戦へと気持ちを切り替えていた。

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