【巨人】坂本が好捕、好送球、6戦連続安打!
スポーツ報知

◆広島3―2巨人(3日・マツダスタジアム)
坂本勇が攻守で奮闘したが、チームは広島との首位攻防戦で2戦連続逆転負けを喫した。試合後は「また明日も試合がありますし、(カード)頭を取れるように頑張ります」と、4日からのDeNA戦(横浜)に向けて気持ちを切り替えた。
守備での的確な状況判断が光ったのは2回だった。1点差に迫られ、なおも2死二塁。会沢の三遊間へ抜けそうな打球を滑り込みながら好捕。すると三塁に到達した二塁走者・高橋大がオーバーランしているのを見逃さず、三塁へ送球しアウトに仕留めた。これには三塁手のマギーも「勇人がうまく状況を見ていた。チームにとって大きいプレーだった」とたたえた。
打撃でも2打席無安打で迎えた6回先頭で岡田の高めの直球を捉え、右前打を放った。これで6試合連続安打と打撃は好調を維持している。常に「1試合1試合しっかり戦っていくだけです」と話しているように、敗戦を引きずることなく、次の戦いへ臨む。(後藤 亮太)