【巨人】10日今季初登板の内海、大江や高田に「活躍する姿を見せたい」

スポーツ報知
ノックを受ける内海

 巨人の内海哲也投手(36)が7日、今季初登板初先発となる10日の阪神戦(東京D)に向け決意を示した。新人時代の2004年以来14年ぶりのキャンプ2軍スタート。高卒2年目の大江や高田と練習し、ファームでは5登板で防御率1・57。14イニング連続無失点中と先発で最も好成績を残し、昇格のチャンスをつかんだ。

 「(若手は)内海は終わった人、と思っているかもしれない。でも、一緒に汗を流した先輩が1軍で活躍する姿を見せたい。それで大江や高田が『俺たちも頑張ろう』という気持ちになってくれたら、ジャイアンツのためにもなると思う」

 3日の広島戦(マツダ)で先発予定だったが、雨天中止になった2日から吉川光がスライド。内海は登板が飛び、一時的に2軍に再合流して調整を進めてきた。この日、G球場で1軍の先発投手練習に参加。ブルペン投球などで準備した。

 「何試合投げても緊張する。ガチガチに緊張すると思う。早くいい緊張に変えられるように。やってきたことを信じてマウンドに上がりたい」

 昨年2勝に終わり、「もう一花咲かせたい」と挑むプロ15年目。球速は常時140キロ前後と威力があり、満を持して本拠地のマウンドに上がる。(片岡 優帆)

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