【巨人】吉川尚、４打席連続出塁で存在感見せる「今日みたいなプレーを続けていきたい」

◆巨人３―１阪神（９日・東京ドーム）

　巨人の吉川尚輝内野手（２３）が、４打席連続出塁と存在感を示した。まずは初回１死から四球で出塁すると、今季４個目の盗塁を初めて次打者の初球で決める。２死一、二塁から５番・岡本の左前打では、二塁から一気に本塁へ生還し先制点を奪った。

　さらに２回は右前打を放つと、５、７回はいずれも四球で出塁。ともに二盗を企画するもアウトになってしまったが、積極的な走塁をみせた。

　試合後、吉川尚は「４打席出塁して１点だったけど、今日みたいなプレーを続けていきたい。久々の盗塁でしたし、なかなか（盗塁を）企画できてなかったので、（今後も）縮こまらずにやっていけたら」と前を向いた。