【巨人】高橋監督「尚輝が持ち味というか、いい走塁をしてくれた」

2018年5月10日 7時0分スポーツ報知

◆巨人３―１阪神（９日・東京ドーム）

　巨人が阪神との接戦を制し、連敗を２で止めた。１点リードの６回無死一、二塁から救援した沢村は、１５０キロの高速スプリットを駆使してロサリオ、福留、糸原を３人で料理。危機を脱すると、２回０封の力投。マシソン、カミネロへつなぎ無失点リリーフを完成させた。打線は開幕戦で敗れたメッセンジャーを攻略。初回に岡本が左前打で１０試合ぶりの打点を挙げ、亀井は６回に３号ソロなど２打点の活躍だ。先発の吉川光は６回途中１失点で２勝目をマークした。

　◆由伸監督に聞く

　―吉川光は２勝目。

　「ボールの力は本来というか、彼自身のボールはいっていたと思う。何とか６回も、というところだね」

　―投手陣が踏ん張った。

　「今日投げたピッチャーは、（吉川）光夫もそうだし、それぞれがよく粘ってくれたね」

　―沢村の好投が亀井の一発を呼んだ。

　「その通りだと思う。亀井がよく打ってくれた」

　―初回、メッセンジャーからいい攻撃。

　「（吉川）尚輝が持ち味というか、いい走塁をしてくれたし、初回はいい攻撃ができた。できればもう１点取れればというところだね」

　―吉川尚は盗塁を３度も試みた。

　「『チャンスがあればどんどん行っていい』というのは言っているので。結果ばかりを言ってもそこはしょうがないので、今後も積極的に行ってほしい」

　―明日は内海。