【巨人】内海は6回途中2失点 今季初登板で勝ち投手権利得て降板…救援・宮国打たれ1点差に

スポーツ報知
3回2死二、三塁、阿部の3ラン本塁打にガッツポーズする内海(カメラ・矢口 亨)

◆巨人―阪神(10日・東京ドーム)

 巨人の内海哲也投手(36)が、今季初登板初先発となる10日の阪神戦(東京D)で、5回1/3を85球で4安打2失点だった。

 内海は5回まで阪神打線を2安打に抑えていたが、6回に入るとボールが高めに浮き始めた。先頭の江越に右線二塁打を許すと、1死二塁で糸井に左前打を打たれて1死一、三塁とされた場面で降板となった。

 2番手は宮国が登板。ロサリオを空振り三振に抑えたが、福留の場面で盗塁で2死二、三塁となると、中前2点適時打を許して3―2と1点差に迫られた。

 巨人は3回に阿部の2号3ランで先制している。

 内海はプロ15年目の今季、2軍で5登板、防御率1・57。開幕ローテ入りは逃したものの、大きな故障はなく、体調は良い。14イニング連続無失点を継続中とファームの先発投手で最も好成績を残し、昇格のチャンスをつかんだ。登板予定だった3日の広島戦(マツダ)に吉川光がスライドし、内海の登板が飛んだため、待ちに待った1軍登板だった。

巨人

×