【巨人】高橋監督、さすが阿部「勝負強さはさすがだね」

スポーツ報知
7回を無失点に抑えた上原(中)に拍手を送る高橋監督(右は小林)(カメラ・相川 和寛)

◆巨人4―2阪神(10日・東京ドーム)

 巨人は今季初登板となった先発・内海が昨年7月8日の阪神戦(甲子園)以来306日ぶりの1勝を挙げた。

 6回途中を4安打2失点で入団2年目の2005年から14年連続の白星。3回にはかつての女房役・39歳の阿部が自身2試合連発となる右越え先制3ランを放ち、36歳左腕を援護した。救援陣も7回から上原、沢村、カミネロの「USA」が無失点リレー。ベテランの活躍で2連勝となった巨人は、2位に浮上した。

 ◆高橋監督に聞く

 ―4番(阿部)の一発で決めた。

 「そうだね。前回のスタメンの時もそうだし、やっぱりね、ここぞってところの勝負強さはさすがだね」

 ―代打で行ったり先発で行ったり、難しい部分も。

 「スタメンでも1打席勝負でも、やってくれる力があると思っているのでね」

 ―中継ぎが踏ん張った。7回は上原を指名した。

 「リズム良く抑えてくれたことで、8回の1点にもつながったと思う」

 ―沢村は連投。

 「そういうタフさがある投手だと思っているので、引き続き頑張ってほしい」

 ―中継ぎは状態のいい投手を送るイメージ?

 「それもそうだし、当然勝っているゲームでは勝ちパターンというか、そこに行くべき人がいるのでね」

 ―内海は次回も期待できるのでは?

 「そうだね。今終わったばかりなので何ともだけどね。2軍でやってきたことをきっちり出してくれた」

 ―6回の交代は相手打者とのタイミングを見て?

 「1イニング長くと思った中で、ここが代え時かなと判断した」

 ―明日はエース・菅野。

 「戦い方が変わることはないと思うし、準備をして勝てるように頑張りたい」

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