【巨人】菅野が完封勝利で4勝目!05年以降最多観客の前で27イニング連続無失点継続

スポーツ報知
7回2死二、三塁、藤井を空振りの三振に抑えて雄たけびをあげる菅野(カメラ・矢口 亨)

◆巨人6―0中日(11日・東京ドーム)

 巨人は菅野が中日打線を5安打無失点に抑え、今季2度目の完封勝利で4勝目を挙げた。菅野は4月20日の阪神戦(甲子園)の9回から、4試合で計27イニング無失点と圧巻の投球となった。

 この日一番のピンチで、ギアが一段上がった。7回に連打で無死二、三塁とされた。すると菅野はビシエドを遊飛に打ち取ると、福田と藤井から連続三振を奪って雄叫びを上げた。

 この日は2回1死から福田を147キロ外角直球で空振りをとって3球三振に斬ると、続く藤井はフォークで空振り三振。3回は高橋、大野奨、小笠原を3者連続三振。4回は大島を150キロ直球で空振り三振、京田をフォークで空振り三振で7者連続三振。アルモンテは2ストライク1ボールから投ゴロだったが、圧巻の奪三振ショー。7者連続奪三振は54年の大友工、03年の久保裕也、12年の杉内俊哉に並び球団タイ記録となった。

 打線は2回1死二、三塁で長野が適時2点二塁打で先制。5回2死二塁では、吉川尚が中前に弾き返して1点を追加。エースには3点あれば十分だった。

 8回にはこの日の第1打席で26打席ぶり安打を放ったマギーが、復調をアピールする4号3ランを左中間に放ち、中日にとどめを刺した。

 この日、“橙魂デー”となったこの日、詰めかけた観衆4万6855人は、実数発表を始めた05年以降で最多。オレンジ色に染まった東京ドームに詰めかけたG党は、背番号19の快投に酔いしれていた。

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