【巨人】初体験のドラ１コンビ　初アーチ・吉川尚「一生忘れない」岡本、逆方向本塁打は「初めてです」

◆巨人９―５中日（１３日・東京ドーム）

　巨人・吉川尚輝内野手（２３）と岡本和真内野手（２１）のドラフト１位コンビが試合後のお立ち台に上がった。

　吉川尚は初回無死一塁で松坂からプロ１号２ランを放った。「思い切っていけて、その結果がホームランだったので良かったです。引っ張れるコースを待って思い切り行こうと思いました」と笑顔が広がった。プロ初アーチに「初めての感触です、打った瞬間、行ったと思ったので、うれしかったです」と手応えをかみしめていた。

　松坂からの一発に「一生忘れないと思います。打球は見ていなかったですが、すごい飛んだらしいですのでうれしいです」とはにかんだ。

　岡本は６―０とリードの４回に左腕・笠原から右翼席にダメ押し６号３ラン。「逆方向だったんで入るとは思わなかったです。入って良かったです」と淡々。右方向への一発は「初めてです」と語った。「まだまだですが、今日は母の日だったので打てて良かったです」と喜びを静かにかみしめていた。