【巨人】鍬原「真剣勝負」147キロでおかわり斬り!プロ最多92球1失点で2勝
スポーツ報知

◆イースタン・リーグ 西武1―8巨人=8回裏終了降雨コールドゲーム=(13日・本庄)
巨人のドラフト1位、鍬原拓也投手(22)が13日、イースタン・西武戦(埼玉・本庄)に先発。「4番・DH」に座った中村剛也内野手(34)を空振り三振に仕留めるなど、プロ入り最多92球を投げ6回3安打1失点、5奪三振2四球と好投。最速148キロをマークし、今季2勝目を挙げた。
雨の中でも強気で攻めた。1点リードの2回先頭。打席には、本塁打王通算6度、現在は左肩痛でファームにいる中村。140キロ台後半の直球で追い込み、内角高め147キロで空振り三振を奪った。
「自信になりました。直球を思いっきり振られたのでびびりましたけど、中村さんも真剣勝負だったので、僕も自分の直球で勝負しようと思いました。結果、空振りが取れて良かったです」
失点は愛斗に打たれたソロだけ。「ボールとストライクの高さがはっきりしている。まだまだ。でも直球は通用しているところもあるので直球を磨いていきたい」と、収穫と課題を挙げた。(玉寄 穂波)