【巨人】右手死球のゲレーロ「たぶん大丈夫」ヤクルト2連戦に強行出場

スポーツ報知
鹿児島へ移動したゲレーロ

 巨人のアレックス・ゲレーロ外野手(31)が14日、15日からのヤクルト2連戦(鹿児島)に強行出場する意欲を見せた。羽田空港で右手を握っては開きを繰り返しつつ「まだ少し痛むが、たぶん大丈夫だと思う!」と笑顔を見せた。

 13日の中日戦の4回、右手側面に死球を受けて途中交代。試合後にはやや青黒くなった患部を見せて苦笑いを浮かべていたが、アイシング治療などで腫れもほぼ引いた。この日、高橋監督も「何にも連絡がないから、大丈夫だとは思うけど」と心配していたが、大事には至っていない模様だ。

 最終決断は、当日の練習の様子を見て下すことになるが、G砲の頭はすでに臨戦態勢に入っている。居合わせた志田スコアラーに、ヤクルトの先発投手を尋ねた。15日の予告先発がハフと知ると「いい投手だ。よく知っているよ」とニヤリ。それもそのはず。15年にドジャースや傘下3Aでも同僚だったのだ。左腕から繰り出す140キロ台後半の速球と制球の良さという持ち味はインプット済み。昨季は8試合28打数14安打で打率5割をマークした得意の地方球場で、復活のアーチを描く。(西村 茂展)

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