【巨人】岡本が9回に意地の8号ソロ…吉村コーチ「次につながる」

スポーツ報知
9回無死、岡本がソロ本塁打(カメラ・矢口 亨)

◆巨人2―10DeNA(20日・東京ドーム)

 意地の一発だった。9点ビハインドの9回先頭。岡本が井納の146キロ真ん中直球を仕留め、バックスクリーンへ4戦ぶりとなる8号ソロを放った。試合後は「負けているので何とも言えないです…」と振り返ったが、次につながる豪快なアーチだった。

 6回には2死から遊撃への内野安打で、14打席ぶりの安打をマーク。試合前まで2試合連続で無安打だっただけに、「1本出るのと出ないのとでは違うので、そこはよかったです」。9回の本塁打につながる安打を素直に喜んだ。最終回の本塁打について、吉村打撃総合コーチも「試合によっていろいろな展開があるけど、最後の打席で1本出ることは大事なこと。次につながると思う」と評価した。チームは大敗を喫したが、最後に見せた若き大砲の一撃が次への光明となった。

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