【巨人】3安打の日本ハムに敗れる…鍬原は初登板で黒星

スポーツ報知
7回2死三塁、中飛に倒れ肩を落としベンチに戻る阿部(カメラ・中島 傑)

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人2―4日本ハム(31日・東京ドーム)

 巨人は日本ハムに2―4で敗れ、交流戦最初のカード勝ち越しはならなかった。巨人投手陣は日本ハム打線を3安打に抑えたが四球や長打を絡めるなど効果的に加点された。巨人打線は6安打で2得点だった。プロ初登板初先発のドラフト1位・鍬原拓也投手(22)は5回2安打3失点でデビュー戦黒星となった。

 巨人は初回1死二塁、奈良・橿原磯城(かしはらしき)シニアで鍬原とともにプレーした1つ下の後輩・岡本が、右越え適時打を放って1点先制した。

 しかし、鍬原は1点リードの3回1死満塁で中田に中犠飛で同点とされ、さらにレアードに左線2点二塁打を打たれて、試合をひっくり返された。鍬原は5回を投げ3点を失ったが、安打は二塁打2本のみで三振は7つ奪った。四球は4、死球2つだった。

 巨人は2点を追う7回、先頭のゲレーロが左中間へ9号ソロを放って1点差に追い上げた。その後も2死三塁とした好機で代打・阿部を送ったが、中飛に倒れた。

 巨人ベンチは1点ビハインドの8回から3番手で上原を投入したが、先頭の中田に左翼席上段へ12号ソロを浴びて再び2点差とされ、そのまま敗れた。

巨人

×