【巨人】岡本、4戦ぶりマルチも「援護できていないです」

スポーツ報知
1回を投げ終えた鍬原(左)に声を掛ける岡本

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人2―4日本ハム(31日・東京ドーム)

 強烈な打球が右翼フェンスを直撃した。初回1死二塁。岡本が村田の直球を捉え、3戦ぶりの適時打を放った。奈良・橿原磯城(かしはらしき)シニアの1学年先輩・鍬原がプロ初先発した試合で、後輩がしっかりと2安打1打点。チームは敗れ、試合後は「(鍬原を)援護できていないです。結果的に負けているんで」と悔しさを見せたが、4戦ぶりに複数安打をマークするなど、存在感は光った。

 同シニアでは鍬原が中学3年、岡本が同2年時に「ジャイアンツカップ」で全国3位に輝いた経験がある。それだけに、この日の初先発が決まった直後に岡本は「しっかり抑えてくださいと言っておいてください」と、報道陣を通して冗談交じりにエールを送っていた。この日は勝利に導くことはできなかったが、次は投打の新旧ドラ1コンビで雪辱を果たす。

(後藤 亮太)

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