【巨人】延長12回サヨナラ負け…初4番・岡本が2打点

スポーツ報知
延長12回2死二塁、代打・伏見にサヨナラ適時二塁打を許した池田(カメラ・石田 順平)

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス3x―2巨人=延長12回=(2日・京セラドーム大阪)

 巨人は延長12回にサヨナラ負けを喫し、5割復帰はならず借金2となり4位に転落した。2死二塁で7番手・池田が代打・伏見に左越え適時二塁打を許した。プロ初の4番に入った岡本が10号ソロを含む2打点だった。

 第89代4番・岡本が衝撃“デビュー”した。先頭打者で迎えた2回。カウント1ボール1ストライクからの3球目。147キロのストレートを振り抜くと、乾いた音とともに打球は高い弧を描いて左翼席上段へと飛び込んだ。自身初の2ケタ本塁打となる10号ソロでチームに先制点を呼び込んだ。

 6回に同点に追いつかれ、7回にはミスから勝ち越しを許した。

 嫌なムードを振り払ったのは、再び4番の打棒だった。8回1死二塁。岡本は内角球にやや差し込まれたが、打球は右前に落ちて適時打となり試合を振り出し戻した。

 その後、投手陣が踏ん張ったが、試合は最後に動いた。

 7番手の池田が12回2死二塁で、代打・伏見に左翼手・立岡の頭上を越えるサヨナラ適時二塁打を打たれた。京セラドーム大阪でのオリックス戦の連勝は9でストップした。

 3日は午後1時から同カードが行われる。

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