【巨人】陽、チーム全得点をたたき出す5打点の活躍「全員でハヤトの穴をカバーしたい」

スポーツ報知
阪神に勝利してチームメートとハイタッチする陽(その他は左から中井、長野)(カメラ・矢口 亨)

◆阪神3―5巨人(18日・甲子園)

 巨人・陽岱鋼外野手(31)が18日の阪神戦(甲子園)で5打点、チーム全得点をたたき出す活躍を見せ、チームの7連勝に貢献した。

 まずは初回だ。2死満塁で阪神先発の才木から右中間へ走者一掃の適時二塁打。5試合ぶりの安打に「3連戦で初めてヒットが出た。タイムリーになって良かった。(前の打者の)亀井さんがいい四球を選んでくれたので、気持ちが楽に打席に入ることができた」と振り返った。

 締めくくりも陽だった。8回2死二、三塁で、桑原の10球目をたたくと前進守備の三遊間を破りレフト前へ転がった。2者を迎え入れるタイムリー。「必死でした。何とかバットに当てることだけを考えていました」と話した。

 主将の坂本勇が左脇腹を痛め17日に登録抹消。「主将がチームを離れたので、全員でハヤトの穴をカバーしてやっていきたいと思っている」。首位・広島とのゲーム差は5に縮まった。20日から敵地・マツダスタジアムに乗り込み、一人勝ちの広島を止め“セ界”を大いに盛り上げるつもりだ。

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