【巨人】小林、600万増 56年ぶり球団タイ記録の3年連続盗塁阻止率1位 来季へ「勝負していきたい」

スポーツ報知
600万円アップでサインした小林誠司(カメラ・森田 俊弥)

 巨人の小林誠司捕手(29)が3日、東京・大手町の球団事務所で契約更改に臨み600万アップの6000万円でサインした。

 今季は119試合で打率2割1分9厘、2本塁打、26打点。守備では山口俊、菅野と年間2度のノーヒットノーランを捕手として経験した。盗塁阻止率は3年連続セ・リーグ1位となる3割4分1厘(44―15)。相手の企画数(盗塁を仕掛けてくる数)が44というのは他球団の捕手に比べて極端に少なかった。

 3年連続セ・リーグ阻止率1位は、盗塁阻止率が記録に残るようになった60年以降、球団では森昌彦以来56年ぶり2人目の球団タイ記録という快挙だった。

 菅野とのバッテリーでは何度も快投を引き出したが「智之に限らずいろんな投手とたくさん組みたいなと思います」と決意を示した。

 FAで西武から炭谷が加入し、阿部も来季は捕手復帰。大城、宇佐見、岸田、田中貴らとの激しい捕手争いになる。「自分の力不足、まだまだ信頼は勝ち得ていないなと思います。すごく厳しくなると思いますが、勝負していきたいと思っていますし、自分の技術不足なところ、信頼を勝ち得ていない部分を踏まえてしっかり現実を受け止めていきたいです」と話した。

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