【巨人】新守護神候補クック、交渉「大詰め」…石井球団社長認めた

スポーツ報知
12月16日付スポーツ報知

 巨人が来季の抑え候補として調査中の前マリナーズ、ライアン・クック投手(31)と、契約交渉が最終段階に入ったことが26日、分かった。報知プロスポーツ大賞の表彰式に出席した石井球団社長が「大詰めであることは間違いないね」と認め、「年内? 実際の手続きの問題もあるし、最終的にOKということではないので。発表できる段階になったら発表します」と説明した。

 クックは150キロ超の速球とスライダーなど変化球のコンビネーションで、今季は奪三振率12・2を誇った剛腕だ。12年にはメジャーの球宴にも選出。今オフ、中継ぎエースのマシソンが左膝の手術をしたことで、勝利の方程式を強化することも懸案にあった。米時間13日(日本時間14日)まで行われたウィンターミーティングを経てリスト最上位に浮上。ここにきて、秒読み段階に入った。

 石井球団社長はFAで獲得した丸佳浩外野手の人的補償についても言及。「1月19日が期限。こちらは待つ身なので、それ以外は話もできません」とし、この日までに広島側からの回答がないことも明かした。「プロテクトできる人間は限られている」とも語った。

巨人

×