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巨人対日本ハム、古巣に“恩返し”できた選手は

2017年6月20日16時0分  スポーツ報知
  • 11日の巨人戦、7回無死、吉川から右越えソロ本塁打を放つ大田
  • レアードと抱き合う陽(左)

 巨人の実松、陽、吉川光、北、乾、石川、二岡コーチ。日本ハムの矢野、大田、市川、大累、公文、村田、高橋コーチ。両軍には互いのチームでプレーした選手たちが多数在籍している。この両チームが6月9日から3試合札幌ドームで対戦した。

 リーグが違うため公式戦での対戦は交流戦での3試合。初戦の練習時には元チームメイトと談笑、握手、ハグ。グランドは同窓会となった。中でも笑顔が絶えなかったのは昨シーズンまで日本ハムでプレーしていた陽岱鋼と石川慎吾だった。

 ケガで出遅れて6日の西武戦でようやく巨人1軍デビューを果たした陽は、早めに球場入りし日本ハムのチーム練習が始まる直前まで談笑していると日本ハムナインから「ヨウダイカン合流でーす」と冗談が飛び出した。

 FA移籍すると前チームのファンからはブーイングが起こることもあるが、陽がセンターの守備に向かうと左翼席の日本ハムファンから拍手と歓声が巻き起こり深々と一礼した。

 昨シーズン12試合の出場で2安打に終わった石川は、既に巨人にトレードが決まっていた昨年の日本ハム納会ゴルフに参加。「目指せ!トリプルスリー」と刻印されたゴルフボールをプレゼントされた。期待に応えレギュラーを掴みつつありブレーク中だ。アイドルフェイスで日本ハムの女性ファンからも「シンゴちゃーん」「元気?」と黄色い声援が飛び交い笑顔で応えた。

 9日の初戦は石川の先制打などで巨人が勝利、連敗をストップさせた。続く2戦目は石川と交換トレードで移籍した大田泰示が先頭打者本塁打を放ち、栗山監督に通算400勝をプレゼントした。3戦目は2007年大学・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団したが3年で退団、6年間の米国武者修行を経て今年日本ハムに入団した村田透が古巣を相手に初勝利を挙げた。

 3試合で陽・石川・吉川光・実松(巨)、大田・村田・矢野・市川・公文(日)が古巣相手にプレーした。ここまで両チームとも低迷が続くが次に対戦するなら日本シリーズとなる。果たしてメークドラマが生まれるか。(記者コラム・写真部 池内 雅彦)

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