松山英樹、好感触12位 ウッズと同組で大観衆の中でプレー

スポーツ報知

◆米男子プロゴルフツアー ファーマーズ・インシュアランス・オープン第4日(28日、米カリフォルニア州トーリーパインズGC南C)

 44位で出た松山英樹(25)=LEXUS=は4バーディー、1ボギーでこの日のベストスコア69で回り、通算5アンダーで大会自己ベストの12位で終えた。1年ぶりの米ツアー大会出場を23位で終えたタイガー・ウッズ(42)=米国=と同組で、大観衆の中での好プレーに、日本男子史上初の大会3連覇を狙う次週のフェニックス・オープン(2月1日開幕・米アリゾナ州TPCスコッツデール)へ向けて自信をつかんだ。

 午前中の10番スタートの“裏街道”で、元世界ランク1位と世界5位が大観衆を沸かせ続けた。米ツアーでは2013年8月以来2度目となる憧れのウッズとの同組対決に臨んだ松山は、奮い立った。勝負カラーの黄色いウェアに身を包み、強風の中で10番で6メートル、12番で8メートルを沈めるなど、序盤から好パットを見せてこの日最少69をマーク。「パットが良くて助けられました。(風は)難しかったけど、良いスコアで回れて良かったです」と、うなずいた。

 大会V3を狙う次週のフェニックス・オープンは毎年、米ツアー屈指の観客動員を誇る。米ツアー79勝のレジェンドと大観衆の前での好スコアに、確かな自信を手にした。「タイガーと一緒だったので、ギャラリーがたくさんいる中でできたのはすごく大きかった」。今大会は得意のショットで苦戦も、「今後につながりそうな感じ」と、最後は好感触もつかんだ。「(V3へ向け)チャンスがある」と、胸を張った。

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