横峯さくら、4月まで日本ツアー5試合出場を明言 “絶縁”父親に頼らず出場権確保へ

スポーツ報知
練習ラウンドで笑顔を見せる横峯さくら(カメラ・今西 淳)

 女子プロゴルフツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディスは、3月1日から4日間、沖縄・琉球GCで行われる。生涯獲得賞金4位(10億2823万3888円)の横峯さくら(32)=エプソン=は27日、今大会からの3連戦を含め、4月までに日本ツアー5試合に出場することを明かした。日米両ツアーともシード権を持たない横峯は今季から導入された、シーズン途中で出場優先順位を見直す「リランキング制度」を活用し、7月以降の国内ツアー出場権獲得を目指す。

 横峯は2015年から米女子ツアーに本格参戦。しかし、昨季はシード権を逃し、最終予選会でも45位だったため、試合出場は限定されている。「あくまで米女子ツアーが優先ですが、選択肢を増やすため、日本ツアーの後半の試合も出られるようにしたい」

 シーズン序盤は国内が主戦場となるが、幼少期から指導を受けた父・良郎氏(57)を頼るつもりはない。15年の米国進出を機に「もう関わらないでほしい」と“独立宣言”。それを受けて良郎氏は「今では絶縁した。オレの葬式にも来ないだろう」と話す。父の言葉を伝え聞いた娘は「そうですね」とシュールに話した。

 オフシーズンは、夫の森川陽太郎氏(36)とともに積極的にトレーニングを積み、4~5キロ増量。「飛距離が戻ってきた」と手応えを明かす。かつて絶妙のコンビを組んだ父の力を借りず、たくましい体で試合増と4年ぶりの復活優勝を狙う。(竹内 達朗)

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