石川遼、スコア2つ伸ばし2アンダーで前半折り返し…パナソニックオープン最終日

スポーツ報知
笑顔でサインに応じる石川遼

◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(22日、大阪・茨木CC西C=7343ヤード、パー71)

 アジアンツアーとの共同主管大会は夏日の陽気の中、第1組スタートの石川遼選手会長(26)=カシオ=が、前半9ホールを2つ伸ばして通算2アンダーで折り返した。アマチュアの白石大和(21)=大阪学院大3年=と2サムでのラウンド。通算イーブンパーの59位で出た石川はワンウェーのため、早朝7時30分スタートにもかかわらず10年ぶりの大阪開催大会出場ということもあってか、大ギャラリーを引き連れて歩いた。ティーオフ直前まで、集まった子供たちに積極的にサインして喜ばせた。

 今大会は紺色のビブスを着て、1~9番のロープ内を歩いて観戦可能な「インサイドロープツアー」を初日から開催中。各組4人の定員は先着順で、この日の石川組の“プレミアチケット”を得た男性ファンは、午前4時30分から並んだという。

 史上最年少の選手会長は、プレーでも大阪のファンを朝から熱狂させた。204ヤードの5番パー3で、ピン上2メートルにつけてバーディー先行。今大会難易度が2番目に高い514ヤードの7番パー4では、スーパーショットを連発した。右のせり出した松を越えるビッグドライブ。アイアンでの第2打は、傾斜を使ってピン右1メートルへピタリ。「ナイスバーディーッ!」の大喝采を浴びると、石川は続く8番ティーに向けて歩きながら、ギャラリーと両手でハイタッチして歩くサービスも見せてファンと喜びを分かち合っていた。

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