鈴木愛が大会コースレコードの64で上位浮上

スポーツ報知

 ◆女子プロゴルフツアー サイバーエージェントレディス第2日(28日、静岡・グランフィールズCC=6515ヤード、パー72)

 昨季賞金女王で、1オーバー38位から出た鈴木愛(23)=セールスフォース=が8バーディー、ボギーなしの64でホールアウトし、V戦線に浮上した。昨年の第1R、全美貞(韓国)の66を更新する大会コースレコードをマークした。64は、自身が2014年ミズノクラシック第2Rで記録したベストスコアに並んだ。

 2番で残り120ヤードの第2打をピッチングウェッジで10センチにつけて初バーディーを奪うと、3番で3メートル、4番で5メートルを沈めて3連続でバーディーを取った。前半で5つスコアを伸ばすと、後半も11番で4メートル、12番で2メートル半、13番では9メートルを決めて3連続バーディーを奪った。

 鈴木は「初日よりパッティングが良くなった。パターのヘッドを追いかけて見ないで、ボールを見るようにしたのが良かった」と手応えを口にした。現在、最終組で11番終了の新垣比菜(19)が11アンダーとしている。最終日に向けて「このコースはグリーンの起伏があるので、3パット、4パットがある。まだチャンスはある」と逆転へ気合を入れた。次週はメジャーのワールドレディス・サロンパスカップが控えており「結果よりも内容を重視したい。気持ちよく来週に行きたい」とも話していた。

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