ツアー会場も祝福ムード 藍さん結婚前日に上田桃子、原江里菜らがパーティー

スポーツ報知
ラウンド中に笑顔を見せる上田桃子

◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第1日(21日、千葉・カメリアヒルズCC=6620ヤード、パー72)

 2017年限りで現役を引退した日米ツアー通算23勝の女子ゴルフ宮里藍さん(33)が33歳の誕生日だった19日に、米ツアーに本格参戦した2年目の2007年から現在までマネジャーを務めている年上の一般男性と結婚を発表したことについて、日本女子ツアー会場でも祝福の声が続々と上がった。

 米女子ツアーでともに戦った上田桃子(32)=かんぽ生命=、宮城・東北高で2学年後輩の原江里菜(30)=NEC=と有村智恵(30)=日本HP=ら「藍さんグループ」は、藍さんが結婚する前日の18日に集まり、お祝いのパーティーを開催。「藍さんはすごく幸せそうでした。お相手(藍さんのマネジャー)はすてきな男性で温かい方です。藍さんは器の大きい女性なので、すごくいい奥さんになると思います」と上田は笑顔で祝福の言葉を送った。

 結婚当日にはグループLINEで婚姻届が送られてきたという。「のろけていましたね。これまで周りを気にすることが多かったからでしょうね」と上田は笑った。上田は自身の結婚について「…ですね。でも、藍さんはゴルファーとしても女性としても常に私の先を進んできた。私も続きたい」とはにかみながら話した。

 今年から藍さんの名前が冠となった「宮里藍サントリーレディス」を制した成田美寿々(25)=オンワードホールディングス=は藍さんを「神様」というほど尊敬している。「幸せになってほしいです。何か上から目線みたいになってしまいますけど」と満面の笑みで話した。

 日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長(55)は「大変うれしいです! これからも2人の時間を大切に、ますますのご活躍をお祈り申し上げます」と祝福のコメントを寄せた。

 ツアー前半の最終戦となる今大会は、2014年大会覇者の酒井美紀(27)=国際スポーツ振興協会=が8バーディー、1ボギーの65で回り、単独首位に立った。

 昨季賞金女王で今季も賞金ランク首位を独走する鈴木愛(24)=セールスフォース=は3バーディー、3ボギーのイーブンパー。大会連覇に向けて苦しいスタートとなった。

 美人ルーキーの三浦桃香(19)=フリー=は、5番まで3アンダーと絶好のスタートを切ったが、9番パー3の第1打を左奥にOB、痛恨のトリプルボギーをたたくなど、中盤以降、失速し、1オーバーと出遅れた。

ゴルフ

×