稲森佑貴、ハンパない5連続バーディー!日本代表・大迫の後輩が1差3位発進

スポーツ報知

◆男子プロゴルフツアーダンロップ・スリクソン 福島オープン第1日(21日、福島・グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72)

 ハンパないスタートだ! プロ8年目の稲森佑貴(23)=フリー=が8バーディー、1ボギーの7アンダー、65をマーク。初優勝に向け、1打差3位と今季自己最高位発進を切った。サッカー日本代表FW大迫勇也(28)は鹿児島城西高の先輩。19日のW杯コロンビア戦の決勝弾を刺激に、5連続バーディー発進を決めた。5アンダー、67で9位で滑り出した石川遼選手会長(26)=カシオ=ら男子ツアーの選手からも、宮里藍さんの結婚を祝福する声が相次いだ。

」 “日本一曲がらない男”がハンパないスタートを決めた。稲森は10番スタートでいきなりの5連続バーディー。3・5メートル、50センチ、4メートル、2メートル、4・5メートルを立て続けに沈めた。「まあまあなのが入って、どうした俺って思いましたね」と石川と同組で、この日最多のギャラリーをわかせた。

 発奮材料があった。W杯の日本戦をテレビ観戦し「頭でかあっと(決勝点を)決めて。大迫ハンパないって、と叫んでましたね」と明かした。同じ高校の先輩で4学年離れているが「一度だけ面識がある」。元プロ野球捕手の細山田武史ら同校OBのプロスポーツ選手が集う会があり、在学中にプロ転向した高校3年の時に出席したという。

 大会主催の住友ゴム工業と用具契約するホストプロだ。今週から新アイアンZ585を投入した。「宣伝しないと、と思い切って使ってみましたが、ビタビタとピンについてくれましたね」とドヤ顔でPRした。

 14年最終日に2番から自己最多6連続バーディーを奪い、ツアー自己最高の2位となった好相性大会だ。フェアウェーキープ率3年連続ツアー1位の期待のホープは「『稲森ハンパないって』と言われるように頑張ります」。先輩ばりの“決定力”で、ホスト大会で悲願の初Vを飾る。(榎本 友一)

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