【中山２歳新馬】ゴールドアリュール産駒ルタンメルヴェイユが完勝

　２３日の中山６Ｒ・２歳新馬（ダート１２００メートル＝１６頭立て）は、２番人気でゴールドアリュール産駒のルタンメルヴェイユ（牝２歳、美浦・斎藤誠厩舎）がデビュー勝ちを収めた。勝ち時計は１分１４秒０。

　最内枠からダッシュ良く飛び出して先頭へ。直線で再度脚を伸ばして後続を突き放すと、好位から脚を伸ばしてきたグヴィアズダの追撃を１馬身１／４差で振り切った。

　石橋騎手は「調教で動いてはいたけど、集中し切れていないところがあったので、競馬でもそんな面を出すと思っていた。スタートして芝地点で飛んだり、周りにびっくりしていたりしたけど、引いたら終わってしまうと思って行かせたら、リズムが取れた。慣れてくればもっといい競馬ができると思う」とレースを振り返った。

　斎藤誠調教師は「他馬を気にするところがあるから、引いていたら砂をかぶって負けていたと思う。子供っぽいところがあるので、これから競馬を覚えてくれれば。芝地点の走りが良かったし、距離も持ちそうなので、これからいろいろと教えていきたい」と今後の成長に期待した。