【阪神新馬戦】皐月賞馬アルアインの全弟ダノンマジェスティ圧勝デビュー

スポーツ報知

 12月24日の阪神6R・新馬(芝1800メートル、9頭立て)は、単勝1・4倍の圧倒的な支持を受けたダノンマジェスティ(牡2歳、父ディープインパクト、栗東・音無秀孝厩舎、和田竜二騎手)が大外へ出した直線で差し切って、1番人気に応えた。勝ちタイムは1分49秒9。

 スローペースの道中はインの5番手。4コーナーで外に持ち出し、直線は外によれる面を見せながら、上がり3ハロン33秒0の瞬発力で突き抜けた。

 2着に3馬身半差をつける快勝に、和田騎手は「道中は落ち着いて走ってくれたし、いいところで折り合いがついた。力むところがあり、外に出してから若さを見せたけど、よれるのは後肢がしっかりしていないぶんもあるだろう。能力は確か。長い目で見ていけば、楽しみな馬です」と2戦目以降のさらなる良化を期待した。

 皐月賞馬アルアインの全弟で、昨年のセレクトセールでは2億2000万円の高値がついた。音無調教師はホッとした様子で「あまり不利がないように、ワンターンの1800メートルのレースを使った。直線も左手前で走って、外に逃げたのは課題だけど、あれも余裕があるからだろう」と、無事に勝ち上がったことを評価した。

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