【京都金杯展望】重賞初Vを狙うレッドアンシェルが中心

スポーツ報知
京都金杯の登録馬。*騎手は想定

 第56回京都金杯・G3が1月6日、京都競馬場の芝1600メートル(ハンデ戦)を舞台に行われる。

 レッドアンシェル(牡4歳、栗東・庄野靖志厩舎)は、前走のリゲルSでサトノアーサーを寄せつけず完勝。アーリントンC2着、NHKマイルC4着と、重賞勝利に届いていないが、古馬混合戦でも崩れない地力は確か。2018年、マイルの王道を歩むためにも、ここは負けられない一戦。

 逃げるか、すんなり2番手が必勝パターンのウインガニオン(牡6歳、栗東・西園正都厩舎)は、自分の型が取れなかったマイルCS(17着)で惨敗。休養明けでいきなりのG1も厳しかった。叩いてガラリ一変タイプだけに、すんなり先行なら持ち前の粘り強さを発揮する。

 安定の差し脚ラビットラン(牝4歳、栗東・角居勝彦厩舎)も争覇圏だ。馬体重440、50キロ台とは思えぬパワーあふれる走りがセールスポイント。レース間隔は詰まっているが、使い減りしないタフさを備える。

 マイルCSで6、7着のブラックムーン(牡6歳、栗東・西浦勝一厩舎)、クルーガー(牡6歳、栗東・高野友和厩舎)もこの相手なら、瞬発力で見劣りせず、突っ込みも十分。ひと雨くれば重巧者のアメリカズカップ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)、キョウヘイ(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)もうるさい存在になる(大上 賢一郎)

※年齢は2018年のもの。

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