【中山3歳500万】オウケンブルースリ産駒のオウケンムーンが2連勝

スポーツ報知

 8日の中山5R、3歳500万(芝2000メートル=12頭立て)は、オウケンブルースリ産駒のオウケンムーン(牡、美浦・国枝栄厩舎)が1番人気の支持に応えて、快勝。未勝利戦から連勝で2勝目をあげた。勝ち時計は2分3秒4。

 北村宏騎手を背に、中団を追走。先行集団に取り付いて直線を迎えると、力強い伸び脚で2番人気の2着馬ヴェロニカグレースに1馬身半差でゴールに飛び込んだ。

 2008年菊花賞を制した父の産駒の会心のレースを見届けて、福井明オーナーは「(父より)この子の方がお利口さん。丈夫なのもいいですね。この子の活躍で父の種付け数が増えてくれたらうれしいですよね」と笑顔。今後はトライアル挑戦からのクラシック参戦も視野に入れており、「父が勝った菊花賞は何としても走らせたいですね」とうなずいた。

 北村宏騎手も「流れが遅くて力みながらだったけど、馬群をさばきながら徐々に進出していけた。少し頭が高いフォームだけど、よく伸びてくれました」と好感触だった。

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