【京都新馬戦】好位から抜け出したニホンピロタイドが半馬身差V 幸「センスがいい」

スポーツ報知

 14日の京都5R・3歳新馬(芝1600メートル、16頭立て)は、4番人気で幸英明騎手騎乗のニホンピロタイド(牡、父ブラックタイド、栗東・大橋勇樹厩舎)が好位から抜け出して勝ち上がった。勝ち時計は1分37秒5。

 好スタートを決めて、内2頭を行かせての3番手を追走。直線入り口で前に並びかけると、鋭い脚で早々と抜け出した。最後は外から2番人気のルナステラ(2着)に詰め寄られたが、半馬身のリードでゴールした。

 幸英明騎手は「先生(大橋調教師)から走る馬だと聞いていて、調教でもそれなりの感触をつかめていましたから、あとは相手次第だと思っていました。追ってからしっかりしていましたし、センスがいいですね」と高い評価を与えた。

 兄のニホンピロカーン(父リンカーン)は芝2400メートル以上で2勝を挙げたが、弟はマイル戦で快勝デビュー。大橋勇樹調教師は「兄とは違って気が勝ったタイプ。けいこの動きが良かったし、このくらいの距離が合うと思って使った。次走は状態を見て決めたい」と今年初勝利に笑みが絶えなかった。

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