【AJCC展望】名手・武豊騎手とコンビを組むゴールドアクターが中心

スポーツ報知
AJCCの登録馬。*騎手は想定

◆第59回アメリカジョッキークラブカップ・G2(1月21日、中山競馬場・芝2200メートル)

 第59回アメリカジョッキークラブカップ・G2が1月21日、中山競馬場の芝2200メートルを舞台に行われる。

 昨年の宝塚記念(2着)以来の出走になるゴールドアクター(牡7歳、美浦・中川公成厩舎)は体調が整わず、有馬記念をスキップして、ここで復帰する。鞍上は今回が初コンビの武豊。中川師は「新たな面を出してくれることを期待」とコメントしたように、名手の手綱さばきに注目したい。

 今回と同じ条件のセントライト記念を差し切ったミッキースワロー(牡4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)。上がり3ハロンNO1(33秒4)の末脚で、2着のアルアイン(皐月賞馬)を並ぶところなくかわしたシーンは強い印象を残した。極悪馬場の菊花賞(6着)は直線で伸びあぐねたが、適距離レースへの投入で再び豪脚がうなりを上げるか。

 昨年のクラシック3、6、5着のダンビュライト(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)は、再出発戦となった1600万のサンタクロースSで4角先頭から押し切る完勝劇。ここに入っても地力は見劣らず、報知杯弥生賞、皐月賞(ともに3着)のレースぶりから中山は合うイメージ。

 前走の中日新聞杯(4着)を上がり33秒5の脚で突っ込んだショウナンバッハ(牡7歳、美浦・上原博之厩舎)、中山金杯で最速の末脚を使い4着に突っ込んだブラックバゴ(牡6歳、美浦・斎藤誠厩舎)、中山牝馬S勝ちの実績からコース適性があるトーセンビクトリー(牝6歳、栗東・角居勝彦厩舎)、1000万、1600万連勝の勢いで挑むレジェンドセラー(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)も圏内。(大上 賢一郎)

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