【京都新馬戦】好位抜け出しのエイカイキングが初戦V 今年初勝利のルメール「能力は高い」

スポーツ報知
エイカイキング

 1月20日の京都4R・3歳新馬(ダート1800メートル=15頭立て)は、2番人気でクリストフ・ルメール騎手が騎乗のエイカイキング(牡3歳、父キングカメハメハ、栗東・藤原英昭厩舎)がデビュー勝ちを飾った。勝ち時計は1分56秒4。

 序盤は中団待機。早めに先団を射程圏に入れると、直線で力強く抜け出した。「乗りやすくて、真面目ですね。ペースが遅いのでポジションを上げて行きました。リラックスして走っていて直線で伸びてくれました。ダート馬っぽいですね。能力は高い。距離はこのぐらいがちょうどいいです」と今年初勝利のルメールは振り返った。

 藤原英調教師も会心の笑顔。「初めての馬主さん(イオン元社長の二木英徳氏)、セレクトセールで買った馬(2016年の1歳セールで落札額5200万円)ということで思い入れがありました。ルメールもニューイヤーウィン(今年初勝利)という意味でもよかった。時計はちょっと遅いけどスローだったから。攻め馬通りの内容。弱い面があってデビューは遅れたけど、これから良くなってくると思います。やっぱりダート馬っぽいかな。ひとつ勝ってくれたことで、ダービーまで色々な選択肢があります。試行錯誤していきたいです」とトレーナーは先を見据えた。

 2着には1番人気のオースオブオフィス、3着に逃げた9番人気のゴッドミラクルが続いた。

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