【京都４Ｒ３歳５００万】１番人気プロミストリープが砂でデビュー２連勝　浜中「さらに良くなる」

　１月２１日の京都４Ｒ・３歳５００万（ダート１４００メートル、牝馬限定＝１１頭立て）は、単勝１・４倍でダントツの１番人気に支持された浜中俊騎手が騎乗のプロミストリープ（牝３歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ヘニーヒューズ）が半馬身差で制し、デビューから無傷の２連勝を飾った。勝ち時計は１分２６秒５。

　道中は好位で脚をためる形。直線では先にメイショウコゴミ（２着）が先頭に立ったが、外から力強い伸び脚で差し切った。「馬込みの中で競馬をする形でもひるまず、（砂の）キックバックを受けても大丈夫でした。余裕をもって直線を迎え、いい脚を使ってくれました。現段階でもいい馬ですが、ボリュームアップすれば、さらに良くなると思います」と浜中俊騎手は高い評価を与えた。

　和田正一郎調教師もデビュー２戦目で関西への長距離輸送を克服して勝った愛馬をたたえた。「ゲートで出負けをしたけど、すぐにいい位置につけて４コーナーを手応え良く回ることができました。２着の馬がしぶとかったけど、よくかわしてくれました。ダートでいいと思うけど、芝を試してみたいという考えもあります。今後については様子を見て決めたいです」と方向性を探っていた。