ディープインパクト産駒フィエロがインドで種牡馬入り

スポーツ報知
フィエロ

 14、15年のマイルCS2着など重賞戦線で活躍して、昨年の引退後は社台ファームで種牡馬入りしたフィエロ(牡9歳)が、インドの「マンジリホースブリーダーズファーム」で今春から種牡馬入りすることが26日、分かった。

 社台ファーム事務局の長浜卓也氏は「ディープインパクトの子の種牡馬が欲しいということでお話をいただいた。世界での活躍を期待したいですね」と経緯を説明した。

 同馬の父ディープインパクトは、海外でも種牡馬としての評価が上がっている。日本で種付けしたサクソンウォリアー(牡3歳、父ディープインパクト、母メイビー、アイルランド・Aオブライエン厩舎)が無傷の3連勝で英国2歳G1を制し、今年の英ダービーの最有力候補に挙がっていることも無縁ではない。

 さらに母ルビーは、全兄にG1・7連勝を達成した世界的名馬のロックオブジブラルタルを持つ血統馬。国内では3頭を出産し、重賞ウィナーを出すまでに至らなかったが、5勝を挙げたフィエロはG1戦線でトップレベル相手に上位争いを演じた。世界でも評価される超良血が海を渡って、産駒が逆輸入される日も来るかもしれない。

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