【東京新聞杯】サトノアレス、府中のマイルで16年朝日杯FS以来のタイトルを狙う!
スポーツ報知

◆第68回東京新聞杯・G3(2月4日、東京競馬場・芝1600メートル)
第68回東京新聞杯・G3(2月4日、東京)は、上昇ムードのサトノアレスが、東京マイルで16年朝日杯FS以来の重賞制覇を目指す。
明け4歳馬の一頭、サトノアレスが、2歳王者に輝いた16年朝日杯FS以来のタイトルを狙って府中のマイルに挑む。
昨夏までは1800~2000メートルも使われていたが、秋以降はG1タイトルをつかんだマイル戦に路線を定めて再出発。富士S(6着)、前走のキャピタルS(2着)と、東京の得意距離で再び軌道に乗ってきた。藤沢和調教師は「この条件はいいはずだからね」と舞台設定を歓迎する。
今年に入っても中山金杯(1着セダブリランテス、2着ウインブライト)、アメリカJCC(1着ダンビュライト、2着ミッキースワロー)と、重賞で存在感を発揮する4歳世代。昨年のワンツースリー(1着ブラックスピネル、2着プロディガルサン、3着エアスピネル)をはじめ、東京新聞杯でも過去10年で4頭が勝利、馬券圏内に30頭中10頭がにぎわせてきた。「強い相手もそろうけど、前走後の休養期間で体つきがたくましくなって、この馬自身も具合はいい。柴山騎手も乗り慣れているし、いい競馬を期待したい」とトレーナー。2歳時(未勝利戦=1着)以来のタッグも刺激に、府中の直線で本領発揮といきたい。(川上 大志)