【東京新馬戦】アサクサスポットが豪快な追い込みでデビューV
スポーツ報知

4日の東京4R・3歳新馬戦(ダート1600メートル=16頭立て)は、2番人気のワークフォース産駒のアサクサスポット(牡、美浦・戸田博文厩舎)が、直線で大外から豪快に追い込んでデビュー戦を飾った。祖母は95年の桜花賞3着のプライムステージ。勝ち時計は1分39秒5。
道中は外に張るような面を見せて追走に苦しみ、4コーナーでは最後方の位置取りだったが、直線でエンジンがかかると一気に加速。上がり最速36秒3の末脚で、見事に追い込みを決めた。
武藤雅騎手は「能力はありますね。向こう正面とかコーナーリングで、子供っぽさを見せて外に張ったりしたけど、直線に向いて前が開いたら、いい脚を使ってくれた。なかなかあんな脚は使えませんし、今後が楽しみです」と、興奮気味に振り返った。