【ダイヤモンドS】5年連続出走のフェイムゲーム、3年ぶりレース最多3度目V

スポーツ報知
ダイヤモンドS3勝目を飾ったフェイムゲーム(右)

◆第68回ダイヤモンドS・G3(17日、東京競馬場・芝3400メートル、良)

 第68回ダイヤモンドS・G3が17日、東京競馬場で行われ、5年連続の出走だったフェイムゲームが1番人気に応え同レース史上最多となる3勝目を挙げた。

 年齢を重ねても、豊富なスタミナは健在だった。道中は中団後方を進み、4コーナー8番手で迎えた直線では上がり最速35秒3を繰り出して快勝。「ラスト200メートルでもう一度伸びた。8歳だけどまだ頑張っている」とルメールを驚かせた走りで、14、15年に続き3年ぶりにマラソン重賞を制した。

 今後は状態に問題がなければ、すでに招待状が届いているドバイ・ゴールドC(G2、芝3200メートル)に向かうことが濃厚。「経験があるし、スタミナもいっぱいある。いいチャレンジになると思う」と、ルメールは8歳セン馬の海外挑戦を楽しみにしていた。(西山 智昭)

 ◆フェイムゲーム 父ハーツクライ、母ホールオブフェーム(父アレミロード)。美浦・宗像義忠厩舎所属のセン8歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算28戦7勝(うち海外2戦0勝)。総収得賞金は4億1849万3300円(うち海外734万5300円)。主な勝ち鞍は京成杯・G3(13年)、ダイヤモンドS・G3(14、15年)、アルゼンチン共和国杯・G2(14年)、目黒記念・G2(17年)。馬主は(有)サンデーレーシング。

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