【東京新馬戦】ライラックカラーが鋭く差して快勝。藤沢和師「レースが上手」

　１８日の東京５Ｒ・３歳新馬戦（芝１８００メートル＝１６頭立て）は、３番人気のルーラーシップ産駒のライラックカラー（牡、美浦・藤沢和雄厩舎）が、直線で鋭く差し切って快勝した。母ルルパンブルーは、０７年のフェアリーＳの勝ち馬。勝ち時計は１分５０秒２。

　前半１０００メートル通過が１分３秒４というスローペースの流れで、道中は５、６番手の好位をキープ。直線で満を持して外に持ち出すと、残り２００メートルから一気に加速して上がり最速３３秒８をマークした。

　北村宏騎手は「馬は落ち着いていました。（ペースが）遅かったから、ハミは少し取ったけど、我慢はできていた。広いところに出したら、よく伸びてくれた。フォームもよく沈んで、上手に走ってくれました」と素質を評価。藤沢和調教師も「レースが上手だね」と笑顔で勝利を喜んだ。