【仁川S】ナムラアラシが差し切りV 今月末引退の目野師、笑顔

スポーツ報知
インコースで脚溜めたナムラアラシ(左)が直線抜け出す。 2着はサンライズソア

 24日の阪神11R・仁川S(4歳上オープン、ダート2000メートル、16頭立て)は2番人気のナムラアラシ(牡5歳、栗東・目野哲也厩舎)が差し切り勝ち。オープン特別2連勝を決めた。今月末で引退する目野調教師にとって大きな勝利となった。勝ち時計は2分4秒1。

 道中は最内枠から後方を追走。直線で馬群をさばき、前が開いてから一気に加速すると、最後は先に抜け出したサンライズソアを楽にとらえ、1馬身1/4差をつける完勝だった。

 福永騎手はケイティブレイブで交流G1を2勝するなど、目野厩舎とのコンビで結果を出してきた。「馬の力を信じて、内のスペースが開くのを待っていました。狭い所からでもしっかり伸びてくれましたね。目野先生の馬に乗るのは最後だったので、いい仕事ができてよかったです」とホッとした表情。目野調教師も「慌てずに上手に乗ってくれました。良かったです」と終始、笑顔を浮かべていた。

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