【中山新馬戦】タイセイシュラークが好位から押し切る 三浦「センスがいい」

スポーツ報知
4Rメイクデビュー中山(サラ3歳新馬)を制した三浦皇成騎手(左から2人目)とタイセイシュラーク

 2月25日の中山4R・3歳新馬戦(ダート1200メートル=16頭立て)は、4番人気のカネヒキリ産駒のタイセイシュラーク(牡、美浦・新開幸一厩舎)が、道中2番手から力強く抜け出してデビュー戦を飾った。勝ち時計は1分13秒4。

 内の3番枠から好スタートを決めると、そのままスピードに乗って楽に2番手へ。4コーナーから余裕の手応えで直線に向くと、末脚を伸ばして追いすがるエンゲージリングを首差で振り切った。三浦皇成騎手は「もうちょっと距離はあっていいと思っていましたが、競馬に行ったらセンスがいい。ビッシリ仕上げてきたわけではないので、良くなってきそう」と、うなずいた。

 除外の影響でダート6ハロン戦でのデビューとなったが、新開調教師は「最初は1800メートルを考えていたくらいで、1200メートルに対応できるスピードがあるから使った形。いいところを見せてくれたよね。走る馬と思っていたけど、きっちり勝ってくれた。体も幼いし、まだまだこれから良くなる」と納得の表情を浮かべた。

競馬

×