【金鯱賞】前走同条件で重賞初制覇のメートルダール、大物食い狙う!

スポーツ報知
得意の舞台で侮れないメートルダール

◆第54回金鯱賞・G2(3月11日・芝2000メートル、中京競馬場)

 好メンバーがそろった第54回金鯱賞(11日、中京)で、メートルダールが大物食いを狙っている。前走の中日新聞杯を力強く差し切って重賞初制覇。サトノダイヤモンド、スワーヴリチャードのG1級が相手でも、石井助手に気後れする様子は見られない。「前走と同じ舞台。中京の芝2000メートルは合っていますね。ええ、ここも楽しみです」ときっぱり言い切った。

 今回6戦ぶりにコンビを組む福永が、3歳秋の時点で高評価を与えていた逸材だ。「あの時、『重賞を勝てそうな馬だ』と言っていたんです。騎乗するのは久々になりますが、いいイメージを持っているはず」と当時を振り返る。昨年からネックストレッチ(頭が下がるよう矯正する馬具)の着用でフォームを改善し、いよいよ本格化気配。充実期に突入した5歳馬が、強豪撃破で中距離路線の勢力図を塗り替える。(豊島 俊介)

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