【中山牝馬S】カワキタエンカが逃げ切りで重賞初V 池添「イレ込みはマシだった」

スポーツ報知
中山牝馬ステークスを制したカワキタエンカ(左)

◆第36回中山牝馬S・G3(3月10日・芝1800メートル、中山競馬場、やや重)

 牝馬によるハンデ重賞は、6番人気でハンデ53キロのカワキタエンカ(牝4歳、父ディープインパクト=栗東・浜田多実雄厩舎、池添謙一騎手)が大外枠の14番枠から果敢にハナを奪って、そのまま逃げ切りVを決めた。デビューから10戦目で重賞初勝利となった。

 2着には2番人気でハンデ54キロのフロンテアクイーン(北村宏司騎手)が入り、接戦の3着には9番人気で52キロのレイホーロマンス(岩崎翼騎手)が続いた。

 池添謙一騎手(カワキタエンカ=1着)「まだ少し道中で力むところがあって、ハミをかんではいたが、(休み明けだった)前走を1回使ってガス抜きできていたし、厩舎スタッフがソフトに仕上げてくれて、イレ込みはマシだった。これが生きたと思う。(今後に向けては)まずは自分との戦いになってくる。落ち着きがほしいので、メンタル面は強くなってほしい。これからの馬なので、ひとつひとつ階段を上がっていって、成長していってほしい」

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