【フラワーC】カンタービレ、重賞初制覇!角居調教師は15年連続タイトル

スポーツ報知
カンタービレ(奥)は、トーセンブレス(手前)の猛追を首差抑えた

◆第32回フラワーC・G3(17日、中山競馬場・芝1800メートル、良)

 第32回フラワーC・G3が中山競馬場の芝1800メートルで行われ、2番人気のカンタービレが好位から押し切って重賞初制覇を飾った。

 道中は好位を折り合いよく進み、直線で抜け出すとスピードを持続させて後続の追い上げを首差退けた。「いいところにつけて4コーナーもスムーズ。最後まで頑張ってくれた。今日は落ち着いていたし、G1でも楽しみ」とMデムーロは笑顔を見せた。

 15年連続重賞制覇となった角居調教師は「うまく走ってくれました」と感謝したが、今後については慎重な姿勢。「体重が落ちていたのは課題。また細くなったし、騎手もひと息入れた方が良いと言っていたので」と次走は明言しなかった。小柄で成長途上だが、伸びしろも十分ある。G1に出走してくれば、ダークホースとなりそうだ。(西山 智昭)

 ◆カンタービレ 父ディープインパクト、母シャンロッサ(父ガリレオ)。栗東・角居勝彦厩舎所属の牝3歳。北海道浦河町・三嶋牧場の生産。通算4戦2勝。重賞は初勝利。総収得賞金は4526万9000円。馬主は石川達絵氏。

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