【中山3歳500万】アイスフィヨルドが接戦制する 次走はニュージーランドTへ

スポーツ報知
2勝目を挙げたアイスフィヨルド(奥)

◆中山3歳500万(18日・芝1600メートル)

 18日の中山6R・3歳500万(芝1600メートル=11頭立て)は、3番人気に推されたクリストワイニング産駒のアイスフィヨルド(牡3歳、美浦・武藤善則厩舎)が2勝目を挙げた。勝ち時計は1分35秒1。

 好スタートを切って3番手を追走。直線では外のオメガラヴィサンと激しく競り合い、頭差前に出てゴール。3着のアルーシャには2馬身半差をつけた。2戦連続で騎乗した戸崎騎手は「返し馬で元気でしたが、レースでは落ち着いていた。差し返した感じで、しぶとさを見せてくれました」と馬をたたえた。

 管理する武藤調教師は「2着じゃ意味がなかったので、価値ある1勝。3着は重賞3着馬ですからね。思いのほか力をつけている。この間(2着)も、勝ったハーレムラインはのちにアネモネSを快勝した。2コーナーでかかり気味だったので、そういうところをしなくなれば、スパッと抜け出せたはず。課題を残すところはありますが、よく差し切ってくれました」と振り返った。次走はニュージーランドT・G2(4月7日、中山・芝1600メートル)へ。「もし前回勝っていたらファルコンSに向かっていたが、今回マイルで勝ってくれてよかった。今日もそこそこのメンバーですからね。3歳マイル路線は突出した馬がいないので、割って入っていけると思う」と期待した。

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