【マーチS・横山典騎手に聞く】重賞初挑戦のハイランドピーク「ずいぶんたくましくなってきた」

スポーツ報知

◆第25回マーチS・G3(3月25日・ダート1800メートル、中山競馬場)

 マーチS・G3(25日、中山)に出走するハイランドピークは、今回と同じ舞台の1000万、1600万を好時計で2連勝中。重賞初挑戦に向け横山典弘騎手(50)=美浦・フリー=に意気込みを聞いた。(取材・構成=石野 静香)

 ―前々走は10馬身差、前走も5馬身差で圧勝しました。

 「別にすごいレースでも何でもない。彼自身の能力があるから、ああいう競馬ができたのだろうし、もともと能力はある」

 ―軌道に乗ってきた印象があります。

 「いい時期に乗せてもらった。(3走前まで騎乗した息子の)和生は運がなかった。結構いいメンバーだったから。在厩して落ち着いてきたし歩様が硬くなったり、バランスが悪くなったりで悩んでいた馬なんだけど、このタイミングでずいぶんたくましくなってきた」

 ―今回が重賞初挑戦になります。

 「そんなに甘くないと思う。本当のダート馬たちと戦って、どうかなというのはある。ただ、順調に来ていい感じにステップを踏んできているので、ここでどんな競馬ができるか」

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